空が春色に染まり出す頃
言葉、飴色に吐いてまた捨て

記憶、曖昧に描き直して

形無い温度、さあ疑い無く
不埒な感触、ねえ安堵得て
このまま消えて、もう構わないと
繰り返すだけの世界よ、サヨナラ

光、探し出すように
もがき続ける彼方と
傷み、手繰り寄せるように
叫び続ける私と
ラララ、踊りましょう

狂い始めた自由、浮き足立ち
臆病な身体、そっと切り貼りして
このまま二人、逃げてしまおうか
否めない、もうそんな目で見ないで

光、探し出すように
もがき続ける彼方と
傷み、手繰り寄せるように
叫び続ける私と
ラララ、踊りましょう、踊りましょう

深い底無し、森に惑わせる